kaikaノズル

半導体用の精密ノズルで圧倒的シェアを誇るテクダイヤから3Dプリンタ用の超高品質ノズルが発売されました。リリースされてからもう一ヶ月。あっと言う間ですねぇ。

自分は0.1mmを購入。Mk8互換のkaika801です。改造したE180（現状は0.2mmのノズル装着）で使用予定ですが、現在Y軸の改造中のためまだ使用出来ません。

写真はプロトタイプである「チャレンジノズル」での初吐出の様子。これも0.1mmです。マシンはProB。現状V6仕様にしているのでチャレンジノズルもV6タイプを選択しました。

breeさんを出力中の様子。

curaの設定で、細部を飛ばしてgcodeファイルの肥大化を防ぎ、プリンタのメインボード処理を軽くするための項目があります。Maximum Resolutionと言う項目ですが、デフォルトでは0.5mmに設定されているため、それ以下のディテールが省略されてしまいます。これを0.1~0.2mmに下げることによって、0.1mmノズルの真価を発揮できるようになります。

このbreeさんは全高20mmちょっと。ジーンズやニットのディテールに差があるのがおわかりでしょうか。向かって左がMaximum Resolutionを0.125に変更したものです。

kaikaノズルはチャレンジ企画で様々なユーザーの意見を取り上げ、進化した3Dプリンタノズルとしてリリースされました。今の所のラインナップはMk8タイプとV6タイプそれぞれ0.1mmと0.4mmです。0.4mmでは品質の差が出ないのではと思って0.1mmでチャレンジしましたが、他のチャレンジャーのレポートを見るとTPU等の軟質フィラメントでもスルスル出ると言う話ですので、いずれ購入したいと思っています。