curaの”Calibration Shapes”プラグイン
更新が3ヶ月以上空いてしまいました。
だいぶ前になりますが、curaのプラグインに”Calibration Shapes”が追加されました。文字通り、キャリブレーション用のオブジェクトを生成してくれるプラグインです。インストールすると、拡張機能に”Part for calibration”が追加されます。
キューブやシリンダー等のプリミティブの他に様々なキャリブレーションパーツが用意されています。
この中で特に気になったのがTempTowerです。最初、オブジェクトだけあってもスクリプトはChangeAtZでちまちま設定しないとならないと思って使っていなかったのですが…
この”Copy Scripts”を押すとライブラリにスクリプトがコピーされます。
その中にちゃんと”TempFanTower”がありました。
プラグイン一覧からTempFanTowerを選ぶと下のダイアログが現れます。
パラメータは、上から「開始温度」、「1段あたりの温度変化」、「1段あたりのレイヤー数」、そして「オフセット」となっています。1段目の下に台座が別にある、もしくは1段めが他の段と高さが違う場合はその差をオフセットに入力します。
”Part for calibration”にあるTempTowerの場合、レイヤーハイトを0.2mmにすると1段あたりのレイヤー数は42.0になります。1段目は台座と一体になっており、合計の高さが他の段と同じなのでオフセットは0.0です。
Thingiverse等にあるTempTower にも使えます。
また、一番下にファンタワーのチェック欄があり、ここをチェックするとファン変化の入力ができます。こちらは私は試していません。
ともあれ、ちょっと面倒くさかったTempTowerの設定が簡単にできるようになりましたので、活用していきたいと思っています。